虹浜ラブストーリー 読者の体験談・ご感想

『虹浜ラブストーリー』担当者運営ブログ

原作:柴門ふみ 作画:元町夏央『虹浜ラブスト―リー』単行本上下巻/講談社 モーニングKC発売中!!(マンガボックス掲載作品)           読者のみなさまからの体験談(地元にまつわる話・初恋話)ご感想を掲載中!!

(タマリンドさん 公務員20代 男性)

自分も田舎の地元で学生時代を送り、高校卒業後地元の役場に就職しました。

私立高校に行きたいと言っても、東京の大学に行きたいと言ってもお金がないからと行かせてもらえず、何もない地元での就職をするしかなくなりました。

地元の人は昔から態度も口の聞き方も悪いので嫌いでしたが、地元に就職したことによって、嫌な部分がさらに見えてきてしまい、余計に嫌いになりました。

田舎特有の強要や拒否したときの卑怯な仕打ち、頼る時だけ近づいてきて、常に自分は偉い、オンリーワンであり、ナンバーワンなんだと言わんばかりの態度です。

また、田舎なので子供は少なく、同級生も11人しかいませんでした。

金持ちと貧乏人の差が激しく、地元の旅館等の子供は恵まれていて、何でも手に入り自由な選択ができる。

対して貧乏人の子供は何も与えられず、自分で人生を選べない。

金持ちの家の人間にはぺこぺこして貧乏人の家の子供には平気な顔で罵倒をする地元の大人達。なんでこんなにも自分が我慢しなくてはならないのか。

また、キツいことを言われ利用された挙げ句に使えない必要ないと言われるのか、そんな不安に毎日怯えています。

自分はオンリーワンでもナンバーワンでもなく、必要ともされていない、代わりなんていくらでもいる。そんなことはわかっている。

でもそれはお前ら大人も同じだろ。どうしてそれがわからない。

人を動かすことばかり覚え自分が動くことを知らない。

全くもって尊敬できない。

このままこんな田舎で利用されるだけされて、

自由を感じずに死んでいくなんて絶対に嫌だ!